なかなか書くことができなかった、ネイティブアメリカンとの出会い
あまりにも納得がいきすぎて
それをどう言葉で表現したらいいのかが分からないでいました
まるで実家の開田村のような空気と人々
そして現代の社会の中での葛藤
日本にある多くの書物が、ネイティブアメリカンは特別というようなもの
確かに、彼らには強い信念があって、強い代々の言い伝えがあって
でも、皆が昔ながらの生活をするわけではなく
ケータイを持ち、パソコンを持ち
便利と共存して生きていて
それは、まるで、私の実家、開田村のおじいちゃん、おばあちゃんのようで
ただ、失われていく自然との強い関わり
自然への強い敬意
何が良くて、何が悪いかは、人間には分からないのかもしれない
「便利」を求めるのは、人間の本能
だから文明は発達しているし、だから人間は滅びていくのかもしれない
そんな日々、感じていた事を
改めて感じたネイティブアメリカンたちとの出会い
私たちは日々、調和を求めて生きている
自然との調和を知っているネイティブアメリカン
でも、現代の社会との調和は、まだ誰にも分からないのかもしれない
それが今の私の思いです
・・・ 2007年 アリゾナにて ・・・
【 2007 ARIZONA REPORT 】