ポリネシアンの伝統的なボート
このボートの作りは島ごとに違っているそうで
お父さんたちは自分の船を自分の手で作り上げ
そして手で漕ぎ漁に出かけます
「今日は57匹捕れたよ」
そう言うお父さんは、誇らしげで、頼もしく見えました!(写真左)
その夜お父さんに会うと、なんだか寂しそうで
「温暖化って知ってる?」
そう聞くと
「勿論!引っ越せるならどこでもいい、引越したいよ」
私はなにも言えませんでした・・・
お父さんの家は海が目の前
かろうじて立っているヤシが最後の砦です
ツバルの何気ない風景
水中ゴーグルと漁の網
でも私は、ツバルで生きていく事の厳しさを訴えられているように感じます・・・
最近ではほとんどの人が使っている
モーターボート
これでいけば漁も「便利」です
そう
ツバルでも「便利」は求められています・・・
この子たちが大人になるころ
父親と同じように、漁をして暮らしていけるのだろうか・・・
【 2008 TUVALU REPORT 】