今を生きるネイティブアメリカン

代々言い伝えられている伝統を守る人

現代の社会で生きようとする人

現代と、自分の中にある信念との葛藤

「今を生きる」

それを見せてもらった人々、そしてステキな作品をLOLOに届けてくれた人々

ホピ族のアートを次の世代へ継承しようと、子どもたちへアートを教えているJohnさん

「私たちは、自分が誰かを知っているし、どこから来たのかも知っている」

そうはっきりと伝えるジョンソンさんの言葉には、ホピ族であるという
誇り・潔さ・強さ、そして強い者にしか持てない優しさと温かさを感じました

Delores

Chnis

駐車場で自分の作品を売って生活をするナバホ族のDeloresとChnis
こうして、人の集まるところで作品を売っているネイティブアメリカンをよく見かけます

Deloresは現代の社会と自分の教えられた信念、精神との狭間で
そして、自分の子どもの世代の変化に葛藤しながらも
現代の社会の中で、「便利」を取り入れながら生活しています

Chnisは私の受けた感じでは、上手に今の社会と自分の信念を融合させて生きている人
自然への敬意を忘れることなく
自分がどこから来て、誰であるかを忘れることなく
でも今の「便利」の社会を楽しんでいる
そんな印象を受けました

Waynette

wilbert

「今」を生きる19歳Waynette
将来は検死官になりたいそう
ナバホの言い伝えや精神を知ってる?と聞くと
「勿論!でも母ほど知らないの
私たちは生きていくために、今の時代で働かなきゃいけないし
ナバホの文化だって変えていかなきゃ」
と明るく答えてくれた素敵な少女

メディスンマンの血に生まれたwilbert
自分は、出会う人々に、ナバホの精神と自然について伝えていきたい
だからこうしてここに居るんだ
そう熱い気持ちで伝えてくれた彼
大地は母だから布団はしかないんだよ
朝日が上がる前に太陽に向かいはだしで歩き、朝日を背に家に戻るんだ
頭が痛いときはアリを食べるとスグ治るよ

代々の精神だけでなく、生活も伝承している

何が良くて、何が悪いなんてなく
これが現実

【 2007 ARIZONA REPORT 】

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