番外編 我が子の旅

成田空港へ向かう途中
たくさんの煙を見て
「茜や元気のおもちゃを作ると煙が出るんだよ
あの煙が出るとパーニー君(ツバルの紙芝居の子の名前)が泣いちゃうね」
そう伝えると
娘はツバルから帰ってからおもちゃを欲しがらなくなりました

あるもので遊ぶと言って

でも、それほど迫力のある、ぞっとする煙でした

喘息、食物アレルギーのひどい息子
玉子、牛乳、大豆 などなど・・・
今回の旅はお米を背負っての旅です

1人で2歳と3歳の子どもを連れて、しかもアレルギー喘息もちの子を連れての
飛行機は無理だよ
万が一のために喘息の薬をもらいに行ったお医者さんにも言われました
案の定、空の上で、気圧と大型低気圧の影響で喘息がでて
さらに機内で大丈夫と食べさせたご飯がバターライスでアレルギーのショック症状も
呼吸困難になりチアノーゼになり
大変なこともあったけれど
やってみなければ分からないことって
世の中ほとんどだと改めて感じました

自分ができる!
そう本気で思ったらできるものだと思います

体重測定をしてバランスを考えた座席指定のセスナ機

今回の旅で、とっても頼もしかった姉
去年は泣いてばかりいたのに
ツバルの太陽、風、雨、海は彼らに何を伝えてくれただろうか・・・
そして、彼らは何を受け取ってくれただろうか・・・?

背負っていったお米はツバルのお母さんの家で炊いてもらいました
お母さんと言っても
実は今回たまたま同じ飛行機に乗ったお母さん
うちにおいで
そう言ってくれたので甘えました

暑くなると下の子がぐずり、上の子もつられて「抱っこ」
たまりかねて、ベビーカーを貸してくれない?
そう尋ねた家のお母さんが
バイクで行きたいところまで送ってくれました!

ツバルのバイクは2人乗りまで
車はいくらでも乗って大丈夫なのに、バイクには厳しいんです・・・

娘は1人残され「いかないでー!」
と叫びながら、しらないおねえちゃんに面倒を見てもらっていたみたい
ツバルだからできること
でも、本当は日本だって、そんな風だったはずなのに・・・

今回連れて帰ってきた子たち
「拾い物はしてくるなよ」
そう夫にクギをさされたけれど
拾わずにはいられず、砂まで持って帰ってきてしまいました
4月のアースデイではツバルを感じてもらおうと思っています!

とっても短い滞在だったけれど
たくさん、たくさん、感じることが多くて

でも、ツバルの今を伝える事が必要
そう感じた旅です

レポートもありのままに書きました

私の中ではまだまだ、消化できていない気持ちや考えがたくさんで

でも
これから、毎日、いろんな事を感じて、考えて
私の進む道へ
子どもたちの未来へつなげていけるよう
精一杯生きたい

その想いだけははっきりしています

最後まで読んでくださり
ありがとうございます!!!!

【 2008 TUVALU REPORT 】

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