輸入に頼るツバル

塩害で植物が育たなくなった事
船で便利社会がやってきた事

どこまでツバルは変わっていくだろうか・・・?

男の人の多くは船乗りさん
ツバルに外貨を運んでくれる、大切な存在でもあります

今はどの家庭でも必需品になったガスボンベ
ガスの横にはココナッツ
伝統と文明は台所でも微妙なバランスをとっているように感じます

便利な文明が入ってきたとはいえ
とっても質素なツバルの食卓
食器はあまり割れないプラスチック製
そして流しは水道を流しっぱなしには「絶対に」しません
1つは洗剤をつけて洗い
もう1つはその洗剤を落とすだけ

でも、その洗剤はとっても害のあるものです・・・

人間って、なんで目の前のこと「だけ」を考えて開発をしてしまうのだろう・・・?

多くの家庭が輸入に頼っているツバルの食卓
この時期、悪天候で船が到着せず
米びつの中はカラッポ
お米をたくナベも裏返しのまま・・・

赤ちゃんは粉ミルクで育てている家庭も多く
母として
そうしたい気持ちが理解できるけれど
ほんとは母乳がいいよ
そう思っても伝えられないもどかしさ

なぜなら
私たちは過ぎたる便利、過ぎたるものを知っているからこそ
シンプルにできることがどれだけ素晴らしいか
それを知ったけれど
過ぎたるを知らないツバルの人には
過ぎたるは夢の国なのかもしれない・・・

【 2008 TUVALU REPORT 】

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